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8.フリーな統計解析プログラムR


第8話では、フリーな統計解析プログラムRについてご紹介しております。

是非ご覧くださいませ。

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RのパッケージにPhVidがあり、ファーマコビジランスにおけるシグナル検出のメソッドが提供されています。
これによりBCPNN、GPS、PRR、RFET及びRORが算出できます。具体的な方法については、
日本のK大学の薬学部の「JADERを用いた統計解析ソフト’R’による各種安全性シグナルの解析」、
あるいはアメリカのT大学のM教授が「Medical Signal Detection and Bayesian Methodology」
といった資料をウェブ上に公開されています。

自分でやってみましたが、環境の設定に1,2時間、Rのコマンドを調べるのに数十分程度掛かりました。
何と云ってもデータの用意は時間が掛かります。サイズも大きいですし、
大きいサイズのデータをPCにダウンロードし加工する場合、Excel/Accessがフリーズします。
慣れればもう少しスムーズにストレスなく計算が出来そうですが、何と言っても手動でデータをロードし、
コマンドを入力し実行する手間は大変です。加えて計算のトレースを残す手間もあります。
アドホックな計算は何とかできますが、製薬企業のファーマコビジランスの方々に
日々業務の一環として実施するのは難しいのではないかと思います。

アリスグローバルのagBalance™をRと共にお使い頂く事もご検討下さい。
Excel、R、あるいはその他競合製品においても必ずクロスチェックは行う必要があります。
万が一バグがあって、シグナルでないものをシグナルとして、
あるいは逆のパターンが起こらない様に裏付けは必要になると思います。

多少ネガティブな感想も書きましたが、Excelでは出せないか、
出すことが素人では難しいシグナル指標を算出できる無料のRはやはり素晴らしいのではないでしょうか。
製薬企業のファーマコビジランスには是非agBalance™をご検討下さい。

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次回の記事は、「Mantel-Haenszel法」をテーマにして投稿致します。