ArisGlobal

7. シグナル間の相関


第7話では、シグナル間の相関についてご紹介しております。

是非ご覧くださいませ。

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アリスグローバルのシグナル検出クラウドサービスagBalance™には
13種類の統計アルゴリズムが搭載されています。
お客様の中には「そんなに沢山いるのですか?」とお聞きになる方がおられます。
その指標数は確かに多いです。
この種類は現在各国で使われているシグナル指標を集めた結果なのです。
単なる偶然ではなく、弊社がサービスで付けた訳でもなく、
グローバルで使えるシステムを志向した結果、それだけの指標を搭載することになりました。

2007年3月にPMDAから「データマイニング手法の導入に関する検討結果報告書」という
タイトルのペーパーが発表されており、その中でシグナル指標値の相関評価をされています。
結果、幾つかの指標値間では高い正の相関が見られる一方で、
明確な相関を示さない指標の組合せがある事が分かります。
良く知られている通りデータ数の多少により指標の安定度が異なる場合もあり、
全世界で統一した指標を決められない理由の一つが垣間見られます。
この様な調査をPMDAが公表してくれることを頼もしく思いますし、
アリスグローバル一社のお話しではなく、製薬会社の業務を向上させ、
最終的には国民の健康に寄与することに繋がって行くことになるでしょう。

幾つかの指標は正式な規制当局のシグナル指標ではありません。
agBalance™に搭載されているシグナル検出のアルゴリズム指標である
ユールのQ(Yule’s Q)につきましては特定国の規制当局が採用したという話しは
確認出来ていませんが、PMDAのペーパーで何度か言及されています。
Mantel-Haenszel法はMHRA(イギリスの規制当局)あるいはEMAの資料で見かけます。
また、Simplified BayesにつきましてはFDAのCDER Office of Biostatisticsが紹介したものですが、
広く知られております通り公式にはEBGMがFDAの指標となっております。

アリスグローバルとしてはagBalance™により製薬企業のファーマコビジランス部門に
多くの選択肢を持って頂きたいと考えております。シグナルの指標、そして対象のデータベースにつきましても、
思い立った時に選択し利用出来ることを念頭にシステムを設計しました。

agBalance™にご興味がありましたら、アリスグローバルにご連絡下さい。

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次回の記事は、「フリーな統計解析プログラムR」をテーマにして投稿致します。