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11. 進化の文脈


第11話では、「進化の文脈」についてご紹介しております。

是非ご覧くださいませ。

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ハーバード大学の進化生物学教授ダニエル・リーバーマン博士の講演をTEDで聞き、
内容に感銘を受けたので、本を注文し読んでいました。
とりわけ”Evolution is context specific.”という言葉には企業経営、IT投資、
更にはキャリアにおいても重要なメッセージが込められていると感じました。

私が社会人になったのは80年代後半です。
IT企業の採用は活発で同期が300名以上いました。
その中で生き残るためには進化するしかありません。
少しでも周囲のレベルに合わせて行くために社内の英会話クラスを活用しました。
その中で社費留学制度を利用してスタンフォード大学の
コンピュータサイエンスで修士号を取得した先輩と知り合いました。
当然、その先輩とイギリス人の先生とのやり取りを自分の全神経を使って見聞きし、
コツを盗み取ろうとしました。
そして「どうやって英語を勉強したのか」根掘り葉掘りお聞きしたのです。
その方は東大から東大大学院、そしてスタンフォード大学の修士号というキャリアです。
勉強のコツを教えて頂こうと思いました。
(面白いもので同じ社員の中には、そんなに凄い人であればここにいる訳がないと
断言していた方もいました。人間には身近にいる人間を小馬鹿にする傾向があるようです)

利用した教材、勉強時間、またリーディング、リスニング、スピーキング、
ライティングに割り当てるべき時間と方法なでの具体的な事を詳細に伺いましたが、
最終的に教えられたことは「語学に王道なし、時間を掛けた人だけが習得出来る」という事です。
アメリカで世界初の汎用コンピュータの開発者を含む方々と研究をされてきた日本においても
最高頭脳から教わったことは、地道にコツコツやりなさいという誰でも出来そうで出来ないことでした。
20代半ばに「数学、IT、そして仕事を含め全ての事に同じことが言える」と
知ったことが以降の自分への大きな教訓になりました。
前回、企業の経営やIT投資において変異が必要などと書きましたが、
日々の局所解を探す努力があってこその変異なのです。
変異だけをしていてもグローバルな解は見つかりませんし、
リスクだけを闇雲に取っているだけでは最適にはなりません。
日々の努力というコンテキストの中で発生させる変異によって進化が起こると思います。

アリスグローバルは製薬業界というコンテキストにおいて
特化した製品とサービスを提供し続けて参りました。
リスク管理の分野におきましてもagSignals™からagBalance™へ進化させて参りました。
是非ご一緒にファーマコビジランスのIT投資における最適解を見つけて行きませんか。

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次回の記事は、「3症例ルールとは何か」をテーマにして投稿致します。