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10. 最適解を見つけるには変異(mutation)が必要


第10話では、「最適解を見つけるには変異(mutation)が必要」についてご紹介しております。

是非ご覧くださいませ。

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遺伝子アルゴリズムを勉強された方はご存知のお話しです。
高さの異なる山が複数ある関数値から高さが最大の山を探すという問題においては、
線形のアルゴリズムでは歯が立ちません。
関数の描く山を登って下ったら最高と判断し局所解を出してしまうからです。
一旦、局所解が見つかったら、別な山に飛び移り(この動作を変異とします)
更に山を登って下るポイントを見つけて、最初に見つかった局所解と比較します。

人間を含めた全ての生物は環境に対し線形の向上としての適応だけでなく変異を繰り返し、
この様な進化を遂げて来た訳です。企業においても日々の向上だけでなく、
変異を行う事で全く別の可能性が開けます。
但し、生物上の変異と企業の変異を同列に論じ、
闇雲に変わったことをしたら良いのかという議論ではありません。
ファーマコビジランスの皆様もご存知の通り、リスクを積極的に管理する方法がある訳です。

ある大企業のトップに言わせますと、日本人はリスクを取りたがらない、
全ての事業計画を全て纏めてみると全くリスクを取っていないことになると言います。
当然、リスクとリターンのトレードオフから事業リスクが低ければリターンも低くなります。
そのためトップの方は「日本人にはどうやってリスクを取らせるか、
外国人にはどうやってリスクを取らせないか」が経営のポイントになると言います。

製薬会社様のIT投資につきましても同じ事が言えるかと思います。
リスクがありそうな製品にはご興味を持たれないお客様もいます。
しかし、その時に積極的にリスクを管理するお積りがあるのであれば、
より高いリターンを狙う事が出来ると思います。

TEDにてアレックス・ウィスナー博士が”A new equation for intelligence”という題で講演されていますが、
その中で “The smartest actions, from the dawn of human tool use all the way up to modern business and financial strategy, are all driven by the single fundamental principle of keeping future options as open as possible.”と言われています。

製薬企業の皆様には是非、アリスグローバルというオプション、agBalance™というリスク管理におけるオプションをご一考下さい。

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次回の記事は、「進化の文脈」をテーマにして投稿致します。